related | relevant

1. まとめ

• related は「関係がある」「つながりのある」という意味で、広い意味での関連性やつながりを示す。
• relevant は「適切な」「重要な」という意味で、現在の話題・目的・文脈に直接関係があることを強調する。

2. 意味とニュアンスの違い

• related（関係している／関連する）
  • 二つの物事がなんらかのつながりや関係を持っているときに使う。
  • 血縁関係、トピックの類似性、分野の関連など、広く使える中立的な表現。
• 例:
• Physics and mathematics are closely related.
  • （物理と数学は密接に関係している。）
• He is related to her by marriage.
  • （彼は結婚によって彼女と親戚関係にある。）
• relevant（適切な／関係が深い）
  • 今話していること、目的、問題に直接影響を与える・必要性があるときに使う。
  • 「それが重要かどうか」「今の話題にちゃんと関係あるか」を問う場合に最適。
• 例:
• Please only bring up relevant points in the meeting.
  • （会議では関係のある点だけを話してください。）
• Her experience is highly relevant to the job.
  • （彼女の経験はその仕事に非常に関係が深い。）

3. 例文

✅ Do you have any experience related to software development?

（ソフトウェア開発に関連した経験はありますか？）

✅ The article was not relevant to the topic we were discussing.

（その記事は私たちが話していたテーマに適していなかった。）

✅ This museum has documents related to World War II.

（この博物館には第二次世界大戦に関連する資料がある。）

✅ That’s not relevant to the current discussion.

（それは現在の議論には関係ありません。）

4. コロケーション（よく使われる表現）

⭐ related:

• related fields（関連分野）
• related topics（関連する話題）
• closely/distantly related（密接に／遠く関係している）
• related content（関連コンテンツ）

⭐ relevant:

• relevant information（適切な情報）
• relevant experience（関係のある経験）
• relevant question（適切な質問）
• highly relevant（非常に重要な）

5. 関連語・反対語

🔹 related の関連語: associated（関連する）, connected（つながっている）

🔸 related の反対語: unrelated（無関係な）, independent（独立した）

🔹 relevant の関連語: pertinent（適切な）, applicable（当てはまる）, appropriate（妥当な）

🔸 relevant の反対語: irrelevant（関係のない）, off-topic（話題から外れた）

6. 自分が使いやすい例文

✅ I studied economics and other related fields at university.

（大学では経済学とその他の関連分野を学びました。）

✅ Please attach all relevant documents to your application.

（申請書にはすべての関連書類を添付してください。）